百蜜百色
私たちは木を伐り、養蜂をしながら、森を育てます。
森と人の間に蜂が入ることで生まれる、自然の巧みな循環。蜂が飛び交い、木々が受粉して実を結び、活発に命を繋いでいくのです。手放された梅林や、穏やかな吾妻川のほとりなど、蜂箱を置く場所は様々。蜂は行く先々の旬な花のことをよく知っていて、毎日何往復も通います。そうして、それぞれの風土を反映した複雑で豊かな「百蜜」となるのです。 わたしたちの生きる浅間高原には、幾百もの花、幾万もの命のきらめきがあります。ミツバチが野山を飛びまわって集めた巣蜜は、その輝きをとじこめた光の画。 色も香りも濃厚なサクラ、透きとおったアカシア、華やかな野バラなどなど… 日々、色彩は変わり、美しいグラデーションを描きます。 どんな場所でどんな花が咲いていたのか…想いをはせながら、お召し上がりください。
百蜜の特徴
01.ミツバチの生命力をひきだす養蜂改革
ミツバチには本来、病気に抗ったり寒さをのり越える力があります。砂糖水で代替せず栄養たっぷりの蜜を残したり、化学薬品ではなく天然由来の薬を使ったり、燻煙器に頼りすぎないなど、ミツバチに負担をかけず知恵と手間をかける─業界の常識を覆す、持続的な養蜂改革を実践しています。
02.自然の多様性と循環をまもる空間農業
標高差1000m、11エリアにおよぶ群馬のフィールドを旅して集めた蜜は、それぞれに色や香り、味わいが異なります。その一期一会の味をまもることは、自然の多様性や循環をまもること。山間いの隠れ里や泉湧く崖、人の手が入らなくなった梅林など、どんな場所でどんな花が咲いていたのか─想いをはせながら、お召し上がりください。
03.はちみつの可能性を広げる品質管理
はちみつ造りは、ミツバチとの協働作業。しっかり熟成した蜜は、糖度が80%まで上がります。加熱や混ぜもののない純粋はちみつは、ビタミンやミネラルが含まれたスーパーフード。時間とともに風味がまろやかになり、15℃前後で結晶化がすすんで新たな食感に。40℃以上になると風味が損なわれるので、出荷までは木質エネルギーを再利用して保温しています。